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【人気】ローコスト住宅メーカーランキング|おすすめ7選を徹底比較

  • ローコスト住宅のおすすめランキングが知りたい!
  • ハウスメーカーの特徴の違いは?

ローコスト住宅のハウスメーカー7社を比較しランキングにまとめました。

ハウスメーカーごとの強みやおすすめポイント、絞り込み方を紹介しているので「あなたの家にベストなハウスメーカー」が探しやすくなります。

家づくりで、ハウスメーカー選びは最重要課題と言えるほど、満足度に関わるものです。

予算はもちろん、見た目のイメージや間取り、安全性など「あなたの希望を叶えてくれる」ハウスメーカーが選びやすくなるよう、この記事でお手伝いします。

この記事でわかること

  • ローコスト住宅の選び方のポイント
  • おすすめローコスト住宅メーカーのランキング
  • ローコスト住宅メーカー比較
  • メリット・デメリット
  • 実際に住んでみてどうか
  • ハウスメーカーを絞り込む方法

目次

  1. ローコスト住宅の選び方のポイント
    1. 標準仕様のグレードが低すぎるハウスメーカーは選ばない
    2. 生活動線を考えて間取りを決める
    3. できるだけシンプルな間取りを目指す
    4. こだわりたい設備を決めておく
    5. 予算の上限を決めておく
  2. ローコスト住宅メーカーおすすめランキング
    1. 第1位・タマホーム
    2. 第2位・アイフルホーム
    3. 第3位・アイ工務店
    4. 第4位・ユニバーサルホーム
    5. 第5位・レオハウス
    6. 第6位・クレバリーホーム
    7. 第7位・秀光ビルド
  3. ローコスト住宅メーカーをいろんな項目で比較
    1. 坪単価
    2. 耐震性
    3. 断熱性
    4. 耐久性
    5. 標準仕様
    6. おしゃれなデザイン
    7. 長期保証
  4. ローコスト住宅のメリット・デメリット
    1. ローコスト住宅のメリット
    2. ローコスト住宅のデメリット

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ローコスト住宅の選び方のポイント

ローコスト住宅で失敗しないためのポイントは5つあります。

  1. 標準仕様のグレードが低すぎるハウスメーカーは選ばない
  2. 生活動線を考えて間取りを決める
  3. できるだけシンプルな間取りを目指す
  4. こだわりたい設備を決めておく
  5. 予算の上限を決めておく

詳しく紹介します。

標準仕様のグレードが低すぎるハウスメーカーは選ばない

  • 安っぽい家に感じる原因となる
  • 断熱性が低い場合、光熱費が高くなるリスクあり

標準仕様のグレードが何もかも低い場合は「やばいハウスメーカー」の可能性ありです。

安くお得に感じて契約しても、後悔する可能性があります。

  • 結局オプションをたくさん選ぶことになり割高になる
  • すべて標準仕様にしてしまうと安っぽい家になる

ローコスト住宅は「価格が低め」とはいっても、一生のなかでトップクラスの高額な買い物であることは間違いありません。後悔しないよう、慎重にハウスメーカー選びをしましょう。

生活動線を考えて間取りを決める

  • 生活スタイルに合った間取りだと散らかりにくい
  • ライフスタイルは人それぞれだからこそ、リクエストを具体的に伝える

ハウスメーカーが提案してくれる間取りは、あなたの家族構成や年代を考慮してくれているかもしれませんが、あくまで「一般的」なたたき台です。

  • 家事はどんなときに、どんな手順でするか
  • 外出先から帰宅したらどんな流れで動くか

生活を具体的にイメージすることで「洗面はこの場所がいい」「洗濯機はここに置きたい」などのリクエストが明確になります。

とくに収納は、行動する場所の近くに配置することで、散らかりにくいスッキリとした部屋になりやすいので「注文住宅にしてよかった」と満足度が高まるでしょう。

我が家の場合はスタディスペースを取り入れました。近くにランドセル置き場も配置したので散らからず、大満足の結果となりました!

できるだけシンプルな間取りを目指す

  • シンプルな構造は耐震性が高くなる
  • 将来的なリフォームにも対応しやすくなる

シンプルで凹凸の少ない間取りは工事も単純になるのでコストダウンしやすくなります。また、将来的にリフォームがしやすいというメリットもあります。

ローコスト住宅を手がけるハウスメーカーが最初に提案してくれる間取りも、シンプルなデザインが多いはずです。

「自分らしさを出したい」と思う気持ちが強くなるかもしれませんが、間取り自体はシンプルにしておくことをおすすめします。

こだわりたい設備を決めておく

  • お気に入りの設備があると満足度が上がりやすい
  • あれもこれもとならずに、割高になるのを防げる

ローコスト住宅の標準仕様は、良くも悪くも「一般的」なものが多め。ハイグレード住宅と比較すると「無難な感じ」と物足りなく感じてしまうかもしれません。

そこでおすすめなのが、こだわりたい設備の優先順位を決めておくことです。

契約前に検討しておけば、ハウスメーカー選びのミスマッチも防げます。

こだわりたい設備が、標準仕様でグレードが高ければ、予算内で満足度の高い家づくりができます。

また、オプションを選ぶときも「キッチンだけはこだわろう!」など、選ぶ楽しみも増えますし、完成後も家の中でのお気に入りの場所が増えて、より満足して暮らせます。

予算の上限を決めておく

  • オプションを選びすぎると割高で本末転倒になる
  • 見学へ行くと目移りしやすいので優先順位を決めておくのがおすすめ

家づくりを進めていくと、展示場や設備メーカーのショールームに足を運ぶ機会が増えます。

グレードの高いモノを見ると「こっちの方がいいかも!」と目移りしてしまうのが人間というもの。ですがオプションばかり選んでいると、ローコスト住宅を選んだはずなのに割高になってしまった…と後悔してしまうかもしれません。

予算の上限を決めておくと経済的なダメージもなく、逆に「ここまでは選べる!」と罪悪感なくオプション選びができて、家づくりが楽しくなります。

ローコスト住宅メーカーおすすめランキング

ローコスト住宅を取り扱うハウスメーカーのおすすめランキングはこちらです。

  • 第1位・タマホーム
  • 第2位・アイフルホーム
  • 第3位・アイ工務店
  • 第4位・ユニバーサルホーム
  • 第5位・レオハウス
  • 第6位・クレバリーホーム
  • 第7位・秀光ビルド

各社を比較して、とくに強みがある点やおすすめポイントをまとめました。

第1位・タマホーム

タマホームのおすすめポイント

  • 耐震性:耐震等級3(最高等級)
  • 断熱性:断熱等性能等級4(最高等級)
  • 耐久性:長期優良住宅対応
  • 長期保証:最長60年対応

坪単価 30〜70万円台
安心に長く住める高コスパのハウスメーカー

タマホームがランキング第1位となった理由は強みの多さです。

とくに家づくりで優先順位の高い安全性や耐久性に強みがあります。

坪単価も低いので、コスパのいいハウスメーカーと言えるでしょう。さらにタマホームではキャンペーンが開催されることもあるので、さらにお得になる可能性があります。

ローコスト住宅を取り扱うハウスメーカーの中では珍しく、広告費用にも予算をかけているので知名度の高さもあります。「ネームバリューのある会社の方が安心」という人におすすめです。

ただし、既に価格を限界近くまで下げているからか「タマホームでは値引きは難しい」という口コミ多し。値下げを期待している人は要注意です。

第2位・アイフルホーム

アイフルホームのおすすめポイント

  • 耐震性:耐震等級3・制震システム
  • 標準仕様:LIXILグループ
  • デザイン:こだわりをカタチにする、がモットーでデザイン性が高い
  • 長期保証:最長60年

坪単価 40〜70万円台
LIXILの設備でそろえたい人には圧倒的におすすめできるハウスメーカー

第1位のタマホームと同じく、アイフルホームも強みの多いハウスメーカーです。

アイフルホームはLIXILのグループ会社であるため、LIXILの設備をリーズナブルに導入できます。

ただし、設備は基本的にすべてLIXILになります。「LIXIL以外の設備がいい」という場合はデメリットになるので注意してください。

第3位・アイ工務店

アイ工務店のおすすめポイント

  • 耐震性:耐震設計診断システム(耐震等級最高ランク対応)
  • 耐久性:JAS認定材
  • 標準装備:キッチン・外壁はグレード高め
  • デザイン:自由設計・スキップフロアが得意

坪単価 60〜70万円台
安心で長く住める、コスパのいい家を建てたい人におすすめなハウスメーカー

アイ工務店も強みが多いハウスメーカーです。

強みが多いにも関わらずランキングでは第3位となってしまった理由は、他社と比較したときに坪単価がやや高めだったから。

ただし口コミを調査していると、他社と同等の坪単価50万円という情報もあります。また、アイ工務店で値引きをしてもらったという口コミ情報もあります。

選ぶ商品によっても坪単価は変わるため、アイ工務店の標準仕様やデザインが気になった人は「高いから」とあきらめず、資料を取り寄せてみるのがおすすめです。

第4位・ユニバーサルホーム

ユニバーサルホームのおすすめポイント

  • 耐震性:地震に強い特許工法の基礎を採用
  • 耐久性:高性能外壁材ALC採用
  • 標準装備:地熱床で1階全体が暖かい

坪単価 50〜70万円台
おしゃれで高性能なALCの外壁・独自の地熱床が特徴的なハウスメーカー

ユニバーサルホームがランキング第4位となった理由は耐久性と標準装備。

とくに耐震性と省エネにも優れている地熱床が導入できるのは、ユニバーサルホームだけです。

第5位・レオハウス

レオハウスのおすすめポイント

  • 耐震性:建築関係者が選ぶ信頼できる構造の会社・1位
  • 標準装備:ヤマダデンキのグループ会社
  • デザイン:完全自由設計
  • 長期保証:最長60年

坪単価 40〜60万円台
完全自由設計でオシャレな雰囲気の家を建てたい人におすすめのハウスメーカー

レオハウスは間取りの自由さに加えて、グループ会社であるヤマダデンキと提携して、家具などをトータルコーディネートしてもらえることが魅力です。

インテリアコーディネーターが在籍しているなど、デザインへのこだわりは他社と比較しても特徴的で、ランキング第5位となりました。

第6位・クレバリーホーム

クレバリーホームのおすすめポイント

  • 耐震性:通し柱をバランスよく配置して耐震性アップ
  • 耐久性:構造用集成材「エンジリニアリングウッド」採用で強度アップ
  • 標準装備:外壁タイル採用

坪単価 50〜70万円台
タイルの外壁で家を建てたい人におすすめなハウスメーカー

ランキング第6位のクレバリーホームの強みは、標準装備でタイルの外壁が選べること。

タイルの外壁は見た目の高級感や、キレイが長持ちするといったメリットがおすすめポイントです。

第7位・秀光ビルド

秀光ビルドのおすすめポイント

  • 坪単価:アフターサービスまでコミコミ価格が標準装備
  • 耐震性:オリジナル制震システムのSKダンパー採用

坪単価 30〜60万円台
わかりやすい料金システムが魅力であるハウスメーカー

秀光ビルドはランキング第7位となりましたが、料金システムのわかりやすさは他社と比較しても抜群です。

価格にこだわりがある人は、シンプルな料金設定が安心材料となるでしょう。

価格が安いとはいっても、性能面にもこだわりがあります。耐震性は金沢工業大学が技術協力した、オリジナル制震システムである「SKダンパー」が採用されていて安心です。

ただし、標準仕様はグレードにより価格が異なるため「最安値で建てたい」という人は注意しましょう。

ローコスト住宅メーカーをいろんな項目で比較

ローコスト住宅を手がけるハウスメーカーを7つの項目で比較しました。

各項目の評価方法は以下の通りです。

  • ◎:とくに強みがある
  • ◯:他社と比較して平均的
  • △:他社と比較すると弱め
 坪単価耐震性断熱性耐久性標準装備デザイン長期保証
 タマホーム30〜70万円台      
 アイ工務店60〜70万円台      
 アイフルホーム40〜70万円台      
 レオハウス40〜60万円台      
 秀光ビルド30〜60万円台      
 クレバリーホーム50〜70万円台      
 ユニバーサルホーム50〜70万円台      

坪単価はSUUMO、他項目は各社HP参照(2022.11現在)

坪単価

とくにおすすめなハウスメーカー

  • タマホーム
  • 秀光ビルド

各社とも企業努力で坪単価を抑えており、多くの人が建てている中央値で見れば「トントン」と言えるほど。そんな中、最低額で見れば群を抜いているのがタマホームと秀光ビルドです。

タマホームは機能性の高さと低コストを両立させているところが強み。

秀光ビルドは、アフターサービスまで含めた価格設定で「料金がわかりやすい」と評判です。

耐震性

とくにおすすめなハウスメーカー

  • タマホーム
  • アイフルホーム
  • ユニバーサルホーム

家づくりで最も大切にしてほしいポイントである耐震性。とくにおすすめのハウスメーカーは、上記3社です。

タマホームとアイフルホームは、標準仕様で耐震等級が最高ランクである3に対応。耐震等級3は、大震災レベルにも耐えられる強さです。追加料金なく地震に強い家を建てたい人におすすめ。

また、ユニバーサルホームは高い耐震性を持つ独自の「床下のない床」が特徴です。地面と床の間に砂利が敷き詰められていて、地震の揺れを逃がしてくれます。

断熱性

とくにおすすめなハウスメーカー

  • タマホーム

断熱性に関しては各社とも工夫がありますが、タマホームは断熱性の指標である断熱性能等級が「最高ランクの4」を標準仕様としているため、最もおすすめのハウスメーカーとして紹介します。

断熱性の高い家は省エネで、夏は外からの直射日光を遮断し、冬は暖かさを外に逃さないのが特徴です。光熱費も抑えられるため、こだわる人も多いポイントです。

耐久性

とくにおすすめなハウスメーカー

  • タマホーム
  • アイ工務店
  • クレバリーホーム
  • ユニバーサルホーム

長く安全に住まうための耐久性は、木造住宅の場合は一番要となる建材である木材の質や、災害から家を守るための外壁や屋根の素材などで評価できます。

タマホーム・アイ工務店・クレバリーホームは、国産の木材や品質の高い集成材を構造に使っていることがおすすめポイントです。

ユニバーサルホームが耐久性を高めている理由は外壁材。他社にはない高性能外壁材であるALCを採用しています。ALCは見た目のオシャレさだけではなく耐火性に優れていて、万が一火災にあっても有毒ガスが発生しないなど、性能の高さが特徴です。

標準仕様

とくにおすすめなハウスメーカー

  • アイ工務店
  • アイフルホーム
  • クレバリーホーム
  • ユニバーサルホーム

アイ工務店の標準仕様は、キッチンと外壁のグレードが高め。

アイフルホームはすべてLIXILになりますが、グループ会社の強みを活かして、他社より価格を抑えて取り入れられます。

とくに標準仕様に違いがあるのがクレバリーホームとユニバーサルホームです。

どちらも外壁に特徴があり、クレバリーホームはタイルを、ユニバーサルホームはALC(軽量気泡コンクリート)を採用しています。

設備面の標準仕様は、ハウスメーカーによりグレードに差があります。

せっかくローコスト住宅を選んでも、オプションを選びすぎて予算オーバーとならないよう、事前にしっかりと比較検討しておくことがおすすめです。

おしゃれなデザイン

とくにおすすめなハウスメーカー

  • アイフルホーム
  • レオハウス

ハウスメーカーごとに「らしい雰囲気」があるので、建てたい家のイメージに合ったハウスメーカー選びが大切です。

おしゃれなデザインで、アイフルホームとレオハウスをおすすめしている理由は、間取りの自由度。完全注文住宅に対応しているからです。

見た目の雰囲気とともに、間取りも徹底的にこだわりたい!という人は、完全注文住宅対応のハウスメーカーを選ぶ方が満足度が高まるでしょう。

長期保証

とくにおすすめなハウスメーカー

  • タマホーム
  • レオハウス
  • アイフルホーム

家は一生でもトップクラスの高額な買い物。

長く安心して暮らしたいですよね。

今回調査してみたところ、10年〜30年の長期保証に対応しているハウスメーカーがほとんどでした。

中でも、タマホーム・レオハウス・アイフルホームは最長で60年保証があり、長期保証を重視する人にはおすすめのハウスメーカーです。

ローコスト住宅のメリット・デメリット

ローコスト住宅のメリットとデメリットをまとめました。

メリット

デメリット

  • 価格が安い
  • 引き渡しまでの期間が短い
  • 完成後がイメージしやすい
  • 「決める」ストレスが軽くなる
  • 10年後、20年後が想像しやすい
  • 標準仕様のグレードが低いと後悔しやすい
  • 似たような家が多くなる
  • 選択肢の自由度が低め
  • オプションによって予算オーバーになる

ローコスト住宅のメリット

ローコスト住宅を建てるメリットは5つあります。

  1. 価格が安い
  2. 引き渡しまでの期間が短い
  3. 完成後がイメージしやすい
  4. 「決める」ストレスが軽くなる
  5. 10年後、20年後が想像しやすい

詳しく紹介していきます。

価格が安い

  • 住宅ローンの負担が少ない
  • 家具など他のことにお金をかけられる

お気に入りの家を建てられるなら、価格は安い方がありがたいのは事実。

浮いたお金は他の費用にあてられます。

  • 家具などインテリアをグレードアップ
  • お子さんの教育費
  • ライフスタイルが変化したときのリフォーム費用

経済的な不安はストレスになりやすいので、お金の心配から解放されることで精神的にもゆとりが持てます。

引き渡しまでの期間が短い

  • 間取りや設備に標準仕様があるので打ち合わせが効率よく進みやすい
  • 期間が短くなれば人件費もかからないのでコストダウンになる

ローコスト住宅は標準仕様をもとに、施主側のニーズでアレンジしていく進め方が基本です。

たたき台がある方が「ここが気になる」が見つけやすいので、理想の間取りや設備にたどり着きやすくなります。

ゼロから家づくりをする完全な注文住宅と比較すると効率よく進みやすいので「価格も安くて期間も早い」というメリットがあります。

完成後がイメージしやすい

  • お気に入りのハウスメーカーを選べば理想のイメージからずれない
  • 予算内で希望の家になりやすい

施工例などを見て、好きな雰囲気のハウスメーカーを選べば、理想のイメージに近い家づくりができます。

自分の希望をゼロから伝えなくても、用意されている標準仕様やオプションを選んでいくだけで理想のイメージに近づきやすいので効率的に進められます。

ハウスメーカーを選ぶときは、安全性や素材の品質はもちろんですが、見た目の好みもあわせて選ぶと後悔のない家づくりができます。

「決める」ストレスが軽くなる

  • 家づくりで「決める」ことは本当にたくさんある
  • たたき台がある方が自分の希望に気付きやすい

間取り、キッチンやお風呂などの設備、壁紙、床材、外壁…家づくりは「決める」ことがたくさんあります。家族の意見も取り入れるとなると、さらに事態は複雑になり、どうしていいかわからない!と悩みのタネに発展することもあるほどです。

ローコスト住宅を手がけるハウスメーカーでは、間取りを含め標準仕様があり、提案されたたたき台をもとにアレンジしながら進めていきます。

たたき台がある方が「ここが気になる」「ここは素敵」など、自分が大切にしたいことに気付きやすいので、効率よく家づくりが進められます。

10年後、20年後が想像しやすい

  • 基本的には耐久性は一般的な経過をたどる
  • 創業年が古いハウスメーカーなら、10年後、20年後がどうなったかの実績がある

やばいハウスメーカーを選ばない限り、ローコスト住宅は品質が悪いわけではありません。

適切なタイミングでメンテナンスをしていけば、長く安全に住めます。

また、10年、20年以上前に創業したハウスメーカーなら、当時建てた家がどんな経過をたどったかのデータを持っているはず。

建てた家の耐久性が想像しやすいと、安心感につながります。

ローコスト住宅のデメリット

ローコスト住宅のデメリットは4つ。

  1. 標準仕様のグレードが低いと後悔しやすい
  2. 似たような家が多くなる
  3. 選択肢の自由度が低め
  4. オプションによって予算オーバーになる

標準仕様のグレードが低いと後悔しやすい

  • 耐震性や断熱性などの安全に関わるところはケチらないで
  • すべての標準仕様のグレードが低めだと後悔しやすい

標準仕様のグレードが低いほど価格は安くなりますが、安全性や見た目の安っぽさという点ではデメリットとなります。

家はいのちを守る生活の場でもあるので、安全性に関わる標準仕様はしっかりチェックしておきましょう。また、断熱性は、建てたあとの光熱費にも影響大です。

対策:こだわりポイントを整理しておく
  1. キッチンはこだわりたい
  2. 重厚感のある外壁がいい

上記のように、譲れないポイントを整理しておくと、コストを抑えつつ後悔しない家づくりができます。

似たような家が多くなる

  • 見た目が個性的な家づくりをしたい人には不向き
  • ハウスメーカーの施工事例を見ておかないと後悔の原因になる

ハウスメーカーごとに得意な雰囲気があるので、良くも悪くも似たような見た目の家になりやすいです。

このメーカーの雰囲気が好き!という基準で選ばないと「思ってたのと違う」と後悔してしまうかもしれません。

対策:組み合わせ方で「わが家らしさ」をつくる

ハウスメーカーによっては、標準仕様でも複数のメーカーが選べます。

また、こだわりポイントはオプションを選ぶことも可能です。

色や素材の組み合わせ方で、あなたにとってしっくりくる、お気に入りの家づくりが楽しめます。

選択肢の自由度が低め

  • ハウスメーカーによって選べる設備の種類は違う
  • 施主支給だと予算オーバーになりやすい

基本的に、設備などはハウスメーカーが用意している中から選んでいくシステムです。

ハウスメーカーによって、選べるメーカーの数も変わります。取り扱う数が少ないハウスメーカーだと「選択肢が少なすぎる!」と後悔してしまう可能性があります。

対策:ハウスメーカーの標準仕様を調べておく

好きな設備が選びやすくなるよう、ハウスメーカーが取り扱う設備メーカーは事前に調べておくとミスマッチを防げます。

どうしても!というときは施主支給でも可能か、問い合わせておくと安心です。

オプションによって予算オーバーになる

  • 標準仕様のグレードが低いときに起こりがち
  • 優先順位を決めておかないと後悔しやすい

ローコスト住宅は設備面のグレードのメリハリでコストダウンしているケースが多いので、こだわりポイントは「オプションを選ぼう」となる場合もあるでしょう。

ですがオプションを選びすぎると、せっかくローコスト住宅を選んだのに「逆に割高になった…」と後悔してしまうかもしれないので要注意です。

対策:予算の上限を決めておく

予算はここまで!と決めておくことで「ムダに豪華な設備にしてしまった」と後悔なく、満足度の高い家になります。

ここだけはお気に入りのモノを選びたい!というこだわりの設備に予算を使えば、暮らしていてうきうきできる家づくりができます。

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