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【クレジットカード】サブにおすすめのカード厳選5選を解説

Credit cards stacked on white background

クレジットカードの2枚目(サブ)をつくることで、盗難や紛失の際にカード利用が停止するリスクを軽減することにつながります。

対象店舗ごとの使い分けにて、より多くのポイントが貯まるのもメリットのひとつです。

ここではクレジットカードのサブをつくるメリットとデメリット、そしてサブにおすすめのカード5選をご紹介します。

目次

  1. クレジットカードの1人あたりの平均保有枚数
  2. クレジットカードの2枚目(サブ)をつくるメリット
    1. 対象店舗でより高いポイント還元を受けられる
    2. 受けられる付帯サービスが増える
    3. 異なる国際ブランドを持てる
    4. 盗難や紛失、破損時に対応できる
    5. 限度額がカードの分増える
  3. クレジットカードの2枚目(サブ)をつくるデメリット
    1. 年会費がかかる場合は費用がかさむ
    2. 不正利用のリスクが高まる
    3. 管理が大変になる
  4. 2枚目(サブ)におすすめのクレジットカード厳選5選
    1. 三井住友カード(NL)
    2. エポスカード
    3. リクルートカード
    4. イオンカードセレクト
    5. 楽天カード
  5. まとめ
  6. 参考資料

1クレジットカードの1人あたりの平均保有枚数


クレジットカードの1人あたりの平均保有枚数を知るためには、2022年11月30日発表の「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について」(一般社団法人日本クレジット協会)が参考になるかと思われます。

年度総数(発行枚数)家族カード法人カード
2014年3月末2億6722万枚1626万枚639万枚
2015年3月末2億5890万枚1746万枚874万枚
2016年3月末2億6600万枚1794万枚888万枚
2017年3月末2億7201万枚1893万枚923万枚
2018年3月末2億7827万枚1997万枚1002万枚
2019年3月末2億8394万枚2165万枚1002万枚
2020年3月末2億9296万枚2290万枚1037万枚
2021年3月末2億9531万枚2355万枚1091万枚
2022年3月末3億101万枚2378万枚1145万枚

2022年3月末の総発行枚数は3億101万枚です。

この数値を同じく2022年3月1日時点の20歳以上の総人口数1億489万人で除算したものを、1人あたりの平均保有枚数2.9枚の根拠としています。

3億101万枚÷1億489万人=2.86枚(およそ2.9枚

2クレジットカードの2枚目(サブ)をつくるメリット


クレジットカードの2枚目(サブ)をつくることで、次の5つのメリットがあります。

クレジットカードの2枚目(サブ)をつくるメリット

  • 対象店舗でより高いポイント還元を受けられる
  • 受けられる付帯サービスが増える
  • 異なる国際ブランドを持てる
  • 盗難や紛失、破損時に対応できる
  • 限度額がカードの分増える

対象店舗でより高いポイント還元を受けられる

お店によっては独自のポイントカードを発行しているところもあります。

利用金額に応じてポイントを付与し、購入代金や利用料金の割引に使えるものがほとんどです。

クレジットカードでショッピングをした際には、お店独自のポイント以外にもカードのポイントが貯まります。

クレジットカードのポイント還元率の例を以下の表にまとめてみました。

ポイント還元率2万円の買い物で貯まるポイント
0.5%100ポイント
※100円相当
1.0%200ポイント
※200円相当
1.5%300ポイント
※300円相当
2.0%400ポイント
※400円相当
3.0%600ポイント
※600円相当
4.0%800ポイント
※800円相当
5.0%1000ポイント
※1000円相当

クレジットカードの基本のポイント還元率として設定されるのが、0.5%や1.0%です。

同じ店舗でも、カードごとにポイント還元率は異なります。

複数枚のクレジットカードを持つ人であれば、1.5%から5.0%のカードを選んで使い分けることが可能です。

受けられる付帯サービスが増える

クレジットカードはそれぞれのカードごとに、付帯サービスがあります。

  • 提携店舗でのポイント優待
  • 提携店舗での代金の割引
  • 提携店舗での無料サービス(ドリンク1杯、スイーツなど)
  • チケットの優先予約
  • ショッピング保険
  • カードの不正利用時の損害補償
  • 旅行保険(海外、国内)
  • 空港ラウンジサービスの無料利用
  • コンシェルジュサービス

たとえばサブのカードの海外旅行保険が自動付帯の場合、メインのカードの旅行保険の補償額との合算も可能です。

自動付帯とは、カードを持っていることが適用の条件となる保険の種類です。

詳しくはそれぞれのカードごとの保険会社にお問い合わせください。

異なる国際ブランドを持てる

クレジットカードの2枚目(サブ)をつくることで、異なる国際ブランドを持つことにつながります。

日本で発行されているクレジットカードと提携している国際ブランドは次の7つです。

  • Visa
  • MasterCard
  • JCB
  • アメリカン・エキスプレス
  • ダイナースクラブ
  • 中国銀聯(Union Pay)
  • ディスカバー

お手持ちのクレジットカードの券面に、VisaやJCBなどのロゴマークを見つけることができるはずです。

国際ブランドと提携することで、日本国内だけでなく海外でもクレジットカードを利用することが可能となります。

たとえば、加盟店の豊富なVisaとMasterCardのいずれかをメインカードに

JCBやアメリカン・エキスプレスなどを、2枚目(サブ)以降のカードに設定するのがおすすめです。

1枚目をVisa、2枚目をMasterCardの組み合わせであれば、クレジットカードが使える地域や店舗にてほとんど対応できます。

盗難や紛失、破損時に対応できる

クレジットカードの2枚目(サブ)をつくる一番のメリットは、盗難や紛失、破損時に対応できる点です。

クレジットカードの盗難や紛失、破損の際にはカード会社に速やかに連絡する必要があります。

カードの利用停止と再発行手続きを行うことが目的です。

再発行のカードが届くまで、1~2週間ほど待たなければなりません。

もし2枚目(サブ)のカードを所持していれば、空白期間を設けることなくキャッシュレス決済が継続できます。

限度額がカードの分増える

クレジットカードには、カードごとの利用限度額が設定されています。

 利用限度額
メインカード100万円
サブカード(2枚目)80万円
サブカード(3枚目)50万円

上記の3枚のカードの合計利用限度額は230万円です。

複数枚のカードの所有者にしか与えられない恩恵とも言えるでしょう。

3クレジットカードの2枚目(サブ)をつくるデメリット


クレジットカードの2枚目(サブ)を持つことで盗難や紛失の際のリスク回避などのメリットが得られる反面、以下の3つのデメリットが生じることが想定されます。

クレジットカードの2枚目(サブ)をつくるデメリット

  • 年会費がかかる場合は費用がかさむ
  • 不正利用のリスクが高まる
  • 管理が大変になる

年会費がかかる場合は費用がかさむ

年会費はクレジットカードの維持費用です。

複数枚のクレジットカードを保有するためには、枚数分の年会費を納める必要があります。

 内容
年会費無料年会費が無料(0円)のクレジットカード
初年度年会費無料カード入会1年目のみ年会費が無料
2年目以降は規定の年会費が発生する
年会費有料有料の年会費が請求されるクレジットカード
※1000円台から1万円台
条件の達成で翌年度の年会費無料所定の条件の達成にて翌年度の年会費が無料
※年間○○万円以上のショッピング利用など

たとえばメインのカードは年会費有料。

サブのカードは年会費無料とすることで、負担を軽減することも可能です。

不正利用のリスクが高まる

一般社団法人日本クレジット協会が公開した資料によりますと、2021年の不正利用総額は330億1000万円であることが示されています。

不正利用のうち、最も多くを占めるのが番号盗用被害です。

手口としてはカードリーダーなどからカード情報を抜き取るスキミング。カード会社や銀行などを装ったメールやSMSから、偽のサイトに誘導してカード情報を入力させるフィッシング詐欺があげられます。

クレジットカードを利用する以上は、不正利用の可能性をゼロにすることはできません。

カード会社は券面の裏面のみにカード情報を記載するものや、券面に一切のカード情報を記さないナンバーレスタイプの発行などで対策をしています。

またフィッシング詐欺は、メールやSMSに記されているURLをタップしないことが唯一の対処法です。

まずはカード会社や銀行、宅配会社などの公式サイトを確認してください。

管理が大変になる

持っているクレジットカードの枚数が増えるごとに、枚数分の利用明細などの確認が必要となります。

2020年代以降の利用明細は、希望者以外には郵送されることはありません。

基本的にはカード会社ごとの会員専用ページにて、利用明細をチェックする形です。

カード会社が発行するアプリ(無料)をお手持ちのスマホにインストールしておくと、管理の手間が省けます。

42枚目(サブ)におすすめのクレジットカード厳選5選


ここからは2枚目(サブ)におすすめのクレジットカードとして、次の6枚をご紹介します。

2枚目(サブ)におすすめのクレジットカード厳選5選

  • 三井住友カード(NL)
  • エポスカード
  • リクルートカード
  • イオンカードセレクト
  • 楽天カード

エポスカード

エポスカードは18歳以上の社会人や学生が対象となる、年会費永年無料のクレジットカードです。

Visaブランドのため、タッチ決済にも対応しています。

200円(税込)のショッピングにつき、1ポイント(エポスポイント)をプレゼント。

各種税金や国民年金保険料の納付に対しても、同様のポイントが付与されます。

モバイルSuicaへのチャージにもポイントが貯まるのがエポスカードです。

提携店舗のエポトクプラザやエポスポイントUPサイトにて、2倍から30倍のポイントが得られる場合もあります。

利用状況が良好なエポスカードVisa会員には、エポスゴールドカードへのインビテーションが贈られます。

インビテーションによる発行後は、年会費永年無料にてエポスゴールドカードを保有することが可能です。

エポスカード

全国約1万店舗で割引やポイントアップなどの優待を受けられる

マルイやモディなどの店舗はもちろん、世界中のVisa加盟店で利用可能

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ポイントの解説

  • 表面ナンバーレスでセキュリティ面で安心
  • 全国1万店舗以上で優待を受けられる
  • ポイントUPサイト経由でポイントが2〜30倍にアップ
  • 海外旅行傷害保険が付帯
 内容
年会費永年無料
追加カードなし
国際ブランドVisa
エポスポイント基本:カード利用代金200円(税込)につき1ポイント
提携店舗・サービス利用:2倍以上
ネットショッピング:エポスポイントUPサイト経由:2倍~30倍
付帯保険海外旅行傷害保険
・傷害死亡・後遺障害:最高500万円、賠償責任:最高2000万円
モバイル決済Apple Pay・Google Pay・EPOS PAYなど

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は、カード情報が券面に記載されていないナンバーレス(NL)タイプのクレジットカードです。

年会費は永年無料、提携国際ブランドはVisaとMasterCardの2種類から選ぶことができます。

また、三井住友カード(NL)の基本のポイント還元率は0.5%です。

セブンイレブンやローソン、サイゼリヤやはま寿司、セイコーマートやエクセルシオールカフェなどで最大5.0%のポイントが付与されます。

Visaのタッチ決済やMasterCardコンタクトレスにて支払うことが、5.0%のポイント還元の条件です。

必ずレジに専用の機器があることを確認してください。

他にも実店舗でのポイント優待「ココイコ!」や、ネットショッピングの「ポイントUPモール」にて2倍から20倍のポイントが貯まるチャンスが用意されています。

三井住友カード(NL)

キャッシュレス時代のスタンダード

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ポイントの解説

  • 年会費永年無料
  • 毎日のお買物でポイントが貯まる
  • ナンバーレスで安心安全
  • 対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済をするとおトク
 内容
年会費永年無料
追加カードETCカード・家族カード
国際ブランドVIsa・MasterCard
Vポイント基本の還元率:0.5%
対象のコンビニ・飲食店:5.0%
付帯保険海外旅行傷害保険:最高2000万円
モバイル決済Apple Pay Google Pay(TM)

リクルートカード

リクルートカードは、ポイント還元率1.2%のクレジットカードです。

1万円のショッピングにて、120円相当のポイントが付与されます。

年会費は永年無料、国際ブランドはVisaとMasterCardとJCBより選択可能です。

月間3万円(税込)までのモバイルSuicaへのチャージに対しても、ポイントが貯まります。

また、リクルートのサービスである「じゃらんnet」にて3.2%、「ポンパレモール」にて4.2%のポイント還元率です。

「ホットペッパーグルメ」の予約後の利用にて、予約人数×50ポイントが付与されます。

4名で1万円分の利用をした際には、4名×50ポイント+1万円×1.2%=320ポイントが貯まる計算です。

貯まったポイントはdポイントもしくはPontaポイントに交換後、dポイントやPontaポイントの加盟店の支払いに充てられます。

リクルートカード

常時1.2%の高還元率なクレジットカード

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ポイントの解説

  • 年会無料
  • 常時ポイント還元率1.2%
  • 国際ブランドはVisaとMastercardとJCBの3種類
  • ポンパレモールなどで最大4.2%還元
  • 最大2000万円補償の海外旅行傷害保険と、最大1000万円補償の国内旅行傷害保険が付帯
 内容
年会費無料
国際ブランドVisa・MasterCard・JCB
リクルートポイント基本1.2%、リクルートポイント参画サービス 最大4.2%
追加カード家族カード・ETCカード
付帯保険海外旅行(最高2000万円)、国内旅行(最高1000万円)、ショッピング(年間200万円)
モバイル決済Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、イオン銀行の口座開設が必須となるクレジットカードです。

年会費は永年無料、イオングループ(マックスバリュ、マルエツなど)で通常の2倍のポイントが貯まります。

基本のポイント還元率は0.5%、提携国際ブランドはVisaとMasterCardとJCBの3種類です。

JCBブランドを選択した場合のみ、ディズニーデザイン(ミッキーマウス、トイ・ストーリー)のイオンカードセレクトを持つことができます。

イオン銀行Myステージにて「プラチナステージ」を達成した際には、普通預金金利年0.10%を適用。

他行のATMの利用や他行宛の振込手数料が月に5回無料となります。

キャッシュカードとクレジットカード、電子マネーWAONが1枚で収まるため、お財布もかさばりません。

イオンカードセレクト

イオングループ対象店でポイントが2倍

イオン銀行をメインでお使いの方におすすめのクレジットカード

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ポイントの解説

  • クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
  • イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
  • 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
  • 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与
 内容
年会費無料
国際ブランドVisa・MasterCard・JCB
WAON POINT・基本の還元率:0.5%
・イオングループ対象店舗での還元率:通常2倍(1.0%)
付帯保険ショッピングセーフティ保険:年間限度額50万円
クレジットカード盗難保障:紛失・盗難による不正使用に対応
モバイル決済Apple Pay・イオンiD

楽天カード

楽天カードは楽天市場にて、通常の3倍のポイントがいつでも貯まる年会費永年無料のクレジットカードです。

基本のポイント還元率は1.0%を採用。

提携国際ブランドはVisaとMasterCard、JCBとアメリカン・エキスプレスの4種類です。

なおJCBブランドに限り、ディズニーデザイン(ミッキーマウス、ミニーマウス)を選ぶことができます。

また、楽天市場でのポイント還元率を大幅にアップできるSPU(スーパーポイントアッププログラム)にて、最大16倍(還元率16.0%)のポイントが貯まるチャンスも用意されています。

SPUの達成条件は楽天モバイルや楽天銀行、楽天証券や楽天トラベルなどの楽天が提供するサービスへの加入および利用です。

このほか、最大2000万円が補償される海外旅行保険も付帯されています。

楽天カード

常時1%、楽天市場で3%の高還元率なクレジットカード

「楽天経済圏」ならさらにお得!

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ポイントの解説

  • 基本のポイント還元率1.0%
  • 楽天市場では3.0%のポイント還元率
  • 提携店が多くポイントが貯めやすい
  • 通常ポイントは有効期限が更新される
  • 2枚目のカード発行可能
  
年会費永年無料
国際ブランドVisa・MasterCard・JCB・American Express
追加カード家族カード・ETCカード
楽天ポイント基本:カード利用代金100円につき1ポイント
楽天市場:3倍
付帯保険海外旅行傷害保険:最高2000万円
カード盗難保険
モバイル決済Google Pay・Apple Pay・楽天ペイ・その他クレジットカードとして「楽天カード」の登録が可能な決済ツール

5まとめ

クレジットカードの2枚目(サブ)を所持することで、盗難や紛失、磁気不良や破損の際にカードが使えない期間を設けずに済みます。

年会費の負担については年会費永年無料のカードや、条件の達成で年会費が減額されるものを選択肢に加えるのが現実的な対処策です。

カード会社が発行する無料アプリの活用が、複数枚のクレジットカードの管理を容易にするカギとなるでしょう。

当記事が2枚目(サブ)のクレジットカードの作成を検討している方の参考になれば幸いです。

6参考資料

    • 一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について」
    • 一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害の発生状況」
    • 三井住友カード株式会社「三井住友カード(NL)」
    • 株式会社エポスカード「エポスカード」
    • 株式会社リクルート「リクルートカード」
    • イオンクレジットサービス株式会社「イオンカードセレクト」
    • 楽天カード株式会社「楽天カード」

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