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【2025年最新】仮想通貨取引所ステーキング利率徹底比較|高年率銘柄・サービスの選び方

ステーキングは、暗号資産(仮想通貨)を預けるだけで毎月報酬が得られる注目の運用方法です。本記事では、国内仮想通貨取引所主要6社のステーキング対応銘柄や年率を徹底比較。さらに、口座開設のやり方や税金のポイントまでわかりやすく解説します。

目次

  1. ステーキングとは何か
  2. ステーキング対応取引所の4社の比較一覧
  3. 高利率ステーキング銘柄一覧
  4. ステーキングサービスがおすすめの取引所
  5. ステーキングの税制・よくある質問

ステーキングサービスがおすすめの取引所

ステーキングとは何か

仮想通貨投資の新たな選択肢として、ステーキングが注目を集めています。その最大の理由は、「保有するだけで報酬が得られる」という手軽さにあります。取引のタイミングを考える必要がなく、比較的低リスクで暗号資産を増やせる運用方法として、投資家から支持を集めています。

ステーキングは、Proof of Stake(PoS)と呼ばれる仕組みを採用する暗号資産で利用できます。これは、保有する通貨を「ステーク(預ける)」することで、ネットワークの維持に貢献し、その対価として報酬を受け取れる仕組みです。

主なステーキング対応銘柄:

  • イーサリアム(ETH):最大手の暗号資産で、安定した運用が期待できる
  • ソラナ(SOL):比較的高い年率と将来性が注目されている
  • ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM):高利回りが特徴だが、価格変動にも注意

取引所でステーキングを始めるメリット

個人で直接ステーキングを行うことも可能ですが、以下の理由から取引所のステーキングサービスの利用がおすすめです

✔️ 専門知識不要で簡単に始められる
✔️ 高性能なコンピューター設備が不要
✔️ 少額から参加可能
✔️ 資金決済法に基づく管理で安全性が確保

ステーキング対応取引所の4社の比較一覧

今国内の主要仮想通貨取引所のうち、特に信頼性の高い大手4社 のステーキングサービスを比較します。これらの取引所は、金融機関や上場企業グループが運営しており、セキュリティやガバナンス面で高い信頼性を誇ります。

取引所おすすめポイント対応銘柄数主な銘柄
(参考年率)
手数料利用開始報酬受取特記事項
公式手数料無料
日本円報酬受取可
8銘柄ETH: 4.1%
SOL: 10.0%
DOT: 16.0%国内No.1*
無料報酬受取をONに設定銘柄毎に異なる報酬受取の設定が必要
公式業界最多14銘柄対応14銘柄国内No.1*ETH: 3.2%
SOL: 8.4%
DOT: 12.9%
報酬の25%口座開設後即時 設定不要毎月15日までに付与ETH, DOT, SOL, AVAXは預かり資産の全数量をステーキングしない場合あり
公式銘柄選定に独自性11銘柄ETH: 2.8%
SOL: 4.5%
NEAR: 8.8%
非公開プラン選択して申請月1回30、90、95日のロック期間あり
公式GMOグループ運営9銘柄ETH: ~3.4%
SOL: ~5.4%
ASTR: ~3.8%
報酬の28%口座開設後即時 設定不要毎月10日〜17日に順次配布DOTは預かり数量の50~60%程をステーキング

※ 2025年1月時点の情報です。最新の情報は各取引所の公式サイトでご確認ください。

※ 年率は市場状況により変動する可能性があります。

ステーキングの始め方と複利運用のメリット

📱 ステーキング開始までの流れ

STEP 1 口座開設スマートフォンで最短10分で完了

STEP 2 本人確認運転免許証やマイナンバーカードで確認

STEP 3 預入or購入口座で仮想通貨を保持

 複利効果で資産が効率的に増える

ステーキングの大きな魅力は複利効果にあります。毎月の報酬が自動的に元本に追加され、その増えた元本でさらに報酬が増加していく仕組みです。長期保有で雪だるま式の資産形成が可能になります。

※ CoinTradeも、無期限・複利運用が適用されています。

SOLステーキングの複利計算

初期投資:30 SOL
(想定時価:3万円)
年率:5%のケース

  • 1年目:31.5 SOL(+1.5)
  • 2年目:33.075 SOL(+1.57)
  • 3年目:34.729 SOL(+1.65)

3年後の資産価値予測

想定SOL価格:5万円/SOL

  • 元本:30 SOL → 150万円
  • 報酬:4.729 SOL → 23.6万円
  • 合計:34.7 SOL → 173.6万円

⚠️ 投資リスクについて: ステーキング報酬は対象となる暗号資産で受け取るため、暗号資産の価格が下落した場合、日本円換算での総資産額(元本+報酬)が減少する可能性があります。

高利率ステーキング銘柄と想定年率の一覧【25年2月版】

SBI VCトレード、ビットポイント、コイントレード、GMOコインが公開しているデータに基づき、取扱い銘柄別のステーキング報酬(年率)を比較します。

取引所名イーサリアム(ETH)ソラナ(SOL)ポルカドット(DOT)カルダノ(ADA)アバランチ(AVAX)オアシス(OAS)エックスディーシー(XDC)コスモス(ATOM)フレア(FLR)アプトス(APT)ヘデラ(HBAR)シンボル(XYM)テゾス(XTZ)クアンタム(QTUM)アスター(ASTR)ニア(NEAR)ポリゴン(MATIC)パレット(PLT)IOSTトロン(TRX)備考
公式4.1%国内No.1*10.00%国内No.1*16.00%国内No.1*3.01%国内No.1*6.20%国内No.1*18.50%国内No.1*4.55%国内No.1*変動制
25年2月にHPより引用
公式3.2%8.4%12.9%2.3%5.8%5.8%5.9%18.3%4.0%6.2%0.09%6.1%8.8%国内No.1*25年2月にHPより引用
*手数料差し引き前
公式2.8%4.5%13.0%3.0%5.0%12.0%1.0%4.5%6.0%3.2%*停止中8.5%10%変動制
25年2月にHPより引用
公式2.0%~3.4%4.1%〜5.4%5.3%〜7.8%1.5%〜3.0%6.5%〜7.2%3.2%〜4.5%2.1%〜4.3%1.3%〜4.2%3.0%~3.8%国内No.1*変動制
25年2月にHPより引用

 銘柄別おすすめ取引所

  • イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL):ビットポイントが手数料無料で有利。ETHは年率3.30%、SOLは10.00%と国内No.1*の実績*2025年1月時点
  • ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM):SBI VCトレードの年率が高水準(DOT:14.6%、ATOM:18.4%)で、大手証券会社グループの安心感も
  • アバランチ(AVAX):ビットポイント(6.20%)、SBI VCトレード(6.0%)が対応。複数取引所で比較検討可能
  • アスター(ASTR):GMOコインが国内唯一の対応取引所
  • ニア(NEAR):SBI VCトレード(6.6%)とCoinTrade(6.0%)が対応。利率と運用スタイルで選択可能

 ※年率は市場状況により変動する可能性があります。最新の情報は各取引所の公式サイトでご確認ください。

ステーキングサービスがおすすめの取引所

1 ビットポイント

2016年3月3日に設立されたビットポイント(BITPOINT)は、東証プライム上場企業のSBIホールディングス株式会社の孫会社(100%連結子会社)にあたる取引所。ビットポイントは新しい銘柄の取り扱いに力を入れており、日本市場への初上場を多数実現している。

全てのステーキング対応銘柄で利回り国内No.1
※1 2025年1月30日、ビットポイントジャパン調べ。国内暗号資産交換業者比較。

ステーキング取扱銘柄

8種類

ステーキングサービスの特徴

ビットポイントは、ステーキング報酬日本円受取サービスを提供しており、受け取った金額をそのまま「雑所得」として申告できます。この利点は、時価評価などの計算が不要であること。また、追加の売却機会がないため1回の確定申告で完了し、受取金額がそのまま課税対象となります。全体として、確定申告の手続きが簡素化されます。

ビットポイント公式サイト

2 SBI VCトレード

東証プライム市場に上場しているSBIホールディングス傘下のSBI証券は、国内最大手のネット証券として知られる。SBIVCトレードは金融ノウハウを生かし、安心して取引できる取引所として評価されており、手数料の低さなどで個人投資家から支持を受ける。

ソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)のステーキングで有利な想定年率

ステーキング取扱銘柄

14種類

ステーキングサービスの特徴

◎:マーケットの状況や顧客の希望に合わせて、いつでも暗号資産を売却したりその売却代金の出金が可能。
▽:ETH、DOT、SOL、AVAXは、ネットワーク設計上、預かり資産の全数量をステーキングしない場合がある。※顧客に付与する報酬額(見込み)記載の年率は、預かり全数量に対して適用。
〇:報酬率の実績を公開しており、透明性が高い。

ステーキング報酬率12月実績 出典:SBI VCトレード

SBI VCトレード 公式サイトはこちら

3 コイントレード

セレスの連結子会社である株式会社マーキュリーにより運営される暗号資産販売所。「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」は25年1月時点で11種類の仮想通貨に対応。

ニア(NEAR)、パレット(PLT)で高い年率水準

ステーキング取扱銘柄

11種類
開く

ステーキングサービスの特徴

◎:他の取引所が扱っていないパレット(PLT)やニアプロトコル(NEAR)を取り扱う。PLTは想定年率18%、NEARは6%と、比較的高い報酬水準の実績。
▽:ロック期間があるため、ステーキング利用中に暗号資産を売却したり出金ができない。

コイントレード公式サイトはこちら

4 GMOコイン

GMOコイン株式会社が運営。GMOインターネットグループで培われたIT関連事業および金融事業における知見と豊富な金融実績を活かし、堅牢なセキュリティと管理体制のもと、暗号資産と外国為替FXのハイブリッド投資ができる環境を提供。

シンボル(XYM)、クアンタム(QTUM)のステーキングに対応

ステーキング取扱銘柄

9種類

ステーキングサービスの特徴

◎:マーケットの状況や顧客の希望に合わせて、いつでも暗号資産を売却したりその売却代金の出金が可能。
▽:DOTは、預かり数量の50~60%程をステーキングする設定上、他の2社に比べて年率が低め。

GMOコイン公式サイトはこちら

仮想通貨のステーキングについてよくある質問

レンディング(貸暗号資産)との違い

レンディングはユーザーが仮想通貨取引所に暗号資産を貸し出して賃借料を得る仕組みです。ステーキングは暗号資産を保有し、ブロックチェーンのネットワーク維持に貢献することで報酬を得る方法です。

どちらもインカムゲインを得られる仕組みで、銘柄によって年率は様々。投資家は条件を参照しながら、どちらを利用するか比較すると良いでしょう。

主な違いについて、以下にまとめました。

 ステーキングレンディング
対象の通貨基本的にPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨が対象PoW(プルーフ・オブ・ワーク)のビットコイン、他の手法を採用するXRPを含む、全ての仮想通貨が対象
資金のロックSBIVCトレードとGMOコインは、売却・出金がいつでも可能最初に決めた期間満了でないと解除できない
年率の比較取引所によってどちらの年率が高いかは異なる。例:GMOコインの場合、ポルカドットとコスモスの貸暗号資産ベーシックの報酬が10%と、ステーキングよりも高利率。
資産の管理体制SBIVCトレードとGMOコインは、分別管理の対象であることを強調。顧客が交換業者に貸し出す暗号資産は、資金決済に関する法律(平成21年法律第59号。その後の改正を含む)に基づく分別管理の対象とならない。このサービスにおける契約は無担保の消費貸借契約であり、企業が破綻した場合、顧客が同社に貸し付けた暗号資産が返還されないリスクがある。

ただし、レンディングもステーキングも、現物の暗号資産が必要なため、市場の相場変動による元本割れリスクが伴うことは意識しておきましょう。

ステーキングにかかる税金は?

仮想通貨取引で生じた利益は原則「雑所得」として取り扱われます。日本円との売買で得た利益だけではなく、仮想通貨同士を交換したときに生じた利益やステーキングなどで得た報酬も課税対象となります。

雑所得に分類される仮想通貨取引での所得は、給与所得などの他の所得と合算した金額に対して税率がかけられます。税率は、所得が多いほど高くなる「累進課税」が適用され、下表の通り5%~45%の7段階に分かれています。住民税も合わせると最大で約55%の税率が課されます。

 出典:国税庁

仮想通貨取引における損益発生のタイミング

暗号資産のステーキングの報酬による利益が税金になるのは、報酬を受け取った年になります。雑所得の収入とすべき時期は、「その収入の態様に類似する、他の所得の収入とすべき時期に準じて判定した日」とされているからです。

つまり、ステーキング期間が2023年12月で報酬を受け取ったのが2024年1月15日だった場合、税金が発生するのは、報酬を受け取った2024年になります。

ステーキング報酬を受け取った時の所得の計算方法は、以下の通りです。

● 売上高(総収入額)-必要経費=利益(雑所得)

売上高はステーキング報酬として受け取った暗号資産の時価になります。暗号資産の報酬が日本円で20万円だったとすると、売上高は20万円になります。

ステーキングとレンディングの税務上の取り扱い

国税庁は、ステーキングとレンディングがマイニングと同様に扱われると定めており、報酬として得た暗号資産は、取得時点の価格を基準に売上高(総収入額)に算入する必要があります。

つまり、報酬が発生した時点での暗号資産の価格に基づいて売上高が算定され、その後の価格変動には影響されません。必要経費については、主にステーキング手数料のみが認められ、その他の経費はほとんどありません。そのため、ステーキング報酬によって得た利益はほぼ全てが課税対象となります。※

※ただし、ステーキング報酬で得た暗号資産を売却したり、他の種類の取引を行ったりする場合、最終的な所得金額に影響を与えるため、一概には言えません。

なお、インターネットやスマートフォンの回線利用料、パソコンなどの購入費用も、暗号資産取引に必要な支出として認められる場合があります。詳細については、税理士や税務署に相談することをお勧めします。

ステーキング報酬は二重に課税?

ステーキング報酬は、「二重課税」といわれることにも注意が必要です。

例えば、暗号資産のステーキングで15万円のソラナを受け取った後、20万円で売却したとします。

すると、まずステーキング報酬の15万円が所得となり、売却益の5万円(20万円-15万円)の所得が発生するので、合計した20万円が課税対象となります。

手作業での暗号資産の税金の計算は困難なので、以下のような国税庁の用意している計算書を活用することもお勧めです。

暗号資産等に関する税務上の取扱い及び計算書について(令和5年12月)

まとめ

ステーキングは仮想通貨を利用した資産運用方法であり、PoSコンセンサスアルゴリズムを採用する銘柄で行うことができます。利益の仕組みやメリットについても解説しました。

仮想通貨ステーキングは、適切な知識と理解を持って行えば、資産を効率的に増やす手段の一つです。ステーキングにより、定期的な収入を得ることが可能ですが、税金の申告など注意すべきポイントもあります。

また、自分でステーキングに参加するには、PCのセットアップや安定したネットワーク環境などのインフラ整備や専門知識が必要となるため、難しいと感じる方も多いでしょう。

しかし、国内取引所のSBI VCトレードやGMOコインが提供するステーキングサービスを利用すれば、特別な手続きは不要で、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)を一定量以上保有しているだけで報酬を得ることができます。

コイントレードでは、申請作業が必要ですが、他では扱っていない銘柄で高利率のステーキング報酬を受け取れる場合があります。単に保有するよりも、投資収益を最大化するのに役立ちます。初心者でも手軽に始められるため、ぜひ口座を開設し、資金を預けて実感してみてください。

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